8月 30

FRAMUS CaravelleIto’sギターコレクション(?)第1弾です。

ドイツのFRAMUSというメーカーのセミアコです。このメーカー御存知ですか?今はもうないようですね。これは「Caravelle」というモデルで、Fホール内のシリアルが読み取りにくく(66なのか?68なのか?)、一応1968年製としておきます。

1982年頃に田無でリペアをやっていた太田さん(うちのバンマスとは別人です)の工房で入手しました。太田さん曰く、このギターを日本で使っていたのは「ブルーコメッツの頃の三原綱木くらいだな」とのこと。確かになかなかヴィンテージなサウンドです。当時、吾妻光良さんとのライブで数回使用しましたが、音量が上がるとハウリングを起こしてしまうので、マーク・ファーナーじゃないけどFホールにガムテープを貼ったりしていました。

購入価格は「3万を超えると収入印紙が必要だから」という訳のわからない理由で29,000円で譲ってもらいました。

太田さんは、現在東久留米で「シャーウッド・ギター・ワーク・ショップ」という工房をやっており、先日20年振りくらいに電話したら、私のことは憶えていませんでしたが、このギターの話をしたらとても懐かしそうにしていました。今度、伺ってみようと思っています。

記憶違いなら申し訳ないんですが、太田さんはその昔、山野楽器にいた方だったと記憶しています。「EPIPHONE JAPAN」の創成期にも関わっていたはずです。

もう還暦を越えているそうですが、たぶん日本でも優秀なリペアマンの一人だと思います。

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